フレンズ本町で今まで行われたイベントレポートです。

2021.06.23

令和3年6月19日 絵本と工作のじかん~むしめがねって何だろう~

今日は、絵本と本物のダンゴムシや草花、そしてむしめがねをガイドに、身近な自然を感じる時間でした。
絵本は、お部屋の中にいても、生き生きと体験しているような気持ちにさせてくれます。

1冊目の絵本は、『ダンゴムシみつけたよ』。
「ほらここにいるよ」と、話かけて教えてくれるような絵本のリズムに吸い込まれ、どんどんと詳しくなっていく子どもたち。生まれたばかりのダンゴムシにくぎ付けになったり、うんちのページでは「え~~!!」と声をあげていました。

2冊目は、『はっぱのおうち』。
雨が降ってきて、ひとり雨宿りをした木陰の中で、同じように雨を逃れてきた様々な生きものたちと過ごすふれあいが描かれています。
参加した子どもたちも、雨の中を来てくれました。
身近なところに素敵な体験があることに気づいたら、次はみんなの番かもしれませんね。

さあ、本物を見て、触れてみましょう!
テーブルには、アジサイやネジバナ、ツユクサ、エノコログサなどの道端に生えているような植物たち。「わあ!」と歓声があがりました。 もちろん、元気なダンゴムシもいます。
中には自分のむしめがねを手に持って来館してくれた子も。
気合ばっちりです。

むしめがねを初めて使う子もいるので、「太陽を視ないでね、目の近くに寄せて使ってね」と、基本の使い方をご紹介。
初めて覗いて視た景色や、上からも下からものぞけるむしめがねに感動しながら、色々なものを、よーく、たくさん視ました。 「ダンゴムシの足、14本だ!!」と数えた子も。みんなどれどれと数えだしました。

次は、むしめがねをのぞきながら、気に入ったものをじっくりとスケッチしました。みんな特徴をよくとらえています!

「雨の中がんばって来てよかった」「こんな科学工作みたいな体験ができると思わなかった」とうれしい声もいただきました。

次回は7月、海をテーマに開催の予定です。
絵本と体験が一体となるじかんを、一緒に楽しみましょう。