フレンズ本町で今まで行われたイベントレポートです。
「ひょうたんやヘチマは収穫できるかな!?」と期待していましたが、残念ながら虫にやられてしまいました。。。
ですが、偶然の晴れ間にアオジソ、アイ、ローズゼラニウムの収穫をすることができました!
収穫した後は、素早い処理が大事!
アオジソは枝ごと水に活けてもすぐにしおれてしまうので、葉を1枚1枚とり、きれいに重ねて保湿して空気と密閉します。みなさん真剣に行っていました。
大豆と小豆も丁度熟したタイミングでした。
「これなぁに?」と、実がついた植物をこどもたちに見せると、大豆はすぐに正解していましたが、小豆の方はちょっと難しい様子で、前回参加したお子さんが正解を教えてくれました。
「サヤをあけて見てごらん!」と言うと、こどもたちはこぞって実を取り出しました。
「ほんとうに小豆が入ってる!こういうのに入ってるんだね」「すごい小さいのがある。サヤは長いのに2粒しかなかった」など、たくさんの発見をしていました。
レモングラスの葉にある目に見えないノコギリのような鋸歯で手が切れる話もすると、こどもたちは持参したルーペなどで葉をよく観察していました。
当初予定していませんでしたが、「ローズゼラニウムとアイでたたき染めをしたい」とこどもたちからリクエストがあったので、みんなで楽しみました。何度やっても楽しいですね!
こどもたちは自由な発想で、アオジソでもたたき染めしていました。
どれも色が違い、とても素敵にできていました!
最後に、今日のテーマ「夏の収穫」にちなんで、スタッフ手製の「旬」に親む「植物カードゲーム」に挑戦してもらいました!
最後の2枚になると、みんなのやる気がカードに集まりました。
間違えやすいカードにひっかかってお手付きをしたり、とても盛り上がって楽しんでいました!季節感のある人が一番カードを集め、優勝しました。
じかんが終わっても、次回の対策にと1時間以上カードと睨めっこして覚えたお子さんもいました。植物の名前や旬を覚える良い機会になったようです。
ちゃんと新しいカードを追加しておきますのでご安心ください(笑)。
楽しくご参加いただきありがとうございました!
また遊ぼうね♪
こどもたちが色々な体験をしてぐんと成長する夏休み。
工作室では6回の教室に計20人程のこどもたちが、木で行うものづくりに必要な「はかる」「おさえる」「切る」「けずる」「穴をあける」「つなげる」の一連の行程と、色々な木工具の使い方等にチャレンジしました。
でき上がった作品は『鉛筆&カード立て』です。
一つ一つの行程を丁寧に踏んで、背板をデザインをして切り抜きました。
初めて扱う道具や刃物で緊張が続きましたが、子どもたちは最後までよく集中して作り上げました。
2時間15分の長い行程を終えて達成感でいっぱいの様子でした。
がんばっている様子はこちら!
さしがねや紙、木で直角や直線をとり
クランプや万力で押さえて
ノコギリで切って
色々なヤスリで削ってととのえて
キリやドリルで穴をあけて
デザインして
電動糸ノコギリにも挑戦して
スクリュー釘をトンカチで打ってつなげて
「キリもドリルもノコギリも電ノコも全部楽しかった」「ドリルが怖かったけどやってみたら楽しかった」「電ノコ怖かった~」と感想を聞かせてくれました。中には、「楽しかった!今度は人形の椅子を作りに来ていい?」と、新たな木工作の創作意欲がわき、早速作りに来てくれたお子さんもいました。
安全に気をつけながら参加してくれたみなさん、ありがとうございました!
作品はぜひお家で使ってくださいね!
「はにわ」のような色の粘土(テラコッタ粘土や素焼き粘土とも呼ばれます)で、炎をイメージした土器づくりに挑戦しました!
※使った粘土は、焼かずに自然乾燥だけで十分な硬さになり、屋外での使用にも耐えられるものです。
はじめに、炎のイメージを観察。
早速、イメージをカタチにしていきます。
黙々と粘土と向かい合っていました。
乾燥した時に外れてしまわないよう、しっかりと粘土を付けて整えていきます。
完成!!
みんな素晴らしい作品ができあがりました!
お互いの作品を鑑賞したところで、おしまいの時間となりました。
作家さんと作品。
「できたて」で、まだ柔らかいため、一旦フレンズで預かることにしました。
数日後にはしっかり乾燥して硬くなっていますので、その後お家に持ち帰って、活用してくださいね!
ご参加ありがとうございました!
4回目のふれおんは、図書室でフルート2本と伴奏の演奏をお届けしました。
中学校時代、同じ吹奏楽部フルートパートから約20年を経て再結成した音色はいかがでしたでしょうか?
お盆中で比較的静かな館内でしたが、集まってくださった方々はくつろいだ様子で、マーチやオペラアリア「夜の女王のアリア」、奏者オリジナル楽曲「エリオットの小旅行」「湖畔のニンフ」、童謡「朧月夜」、ジブリ「となりのトトロ」などを温かく聞いてくださいました。
図書室は音の反響が良く、「思いがけずオペラシティに来たみたい」と言って下さる方もいました。
演奏と一緒に「朧月夜」「となりのトトロ」を歌ったり、タンバリンやカスタネットを叩いてリズムを楽しんだり、小さなボトルで「ホ~」と音を鳴らして、フルートの音出しに近い体験をしたりと、ささやかな音楽の時間を楽しみました。
「となりのトトロ」が流れると、テンションが上がってジャンプしてノッてくれる幼児さんたちがとてもかわいらしかったです!
楽曲のリクエストやアンコールもくださりありがとうございました!
次回のふれおんは9月25日(水)14:00~です。
皆さまからの演奏もお待ちしております!
藍染にあたってはなかなか嗅ぐ機会のない、様々なにおいをかぎましたね。
・収穫したアイの葉の発酵に失敗したドブのにおい
・ちょっと発酵したぬか床やたい肥のにおい
・沈澱藍のにおい
・藍の乾燥葉のにおい
・藍のたたき染めをしたときの葉のにおい
・本物のすくも(乾燥)の腐葉土のようなにおい
・藍染めの染料(乾燥)のにおい
・藍を建てたときの染料のにおい
半分は臭いにおいでしたが、それを知っている分、藍本来のにおいは「いいにおい」に感じました。
残念ながら、前回試みたフレンズ産のすくもからの発酵建てには至りませんでしたので、今回は市販の藍染染料を用いました。おかげで藍のもつ色素を最大限に引き出した素晴らしい「藍色」の作品に染め上げることができました。
白い布に絞りを入れて、藍という植物の紹介のためにたたたき染めもしました。
水面に光る「藍の華」を目にして、白いものが青く染まったときにはとても感動しましたね!
染め上がりを待つ時間も、わくわくとした気持ちであっという間の様子でした。
絞りを解く瞬間の、こどもたちのドキドキと期待に満ちた顔!
「すごい!」「かわいい!」「想像通りにできた!」「思っていたのと違った」「形がぼやけちゃった」など色々なコメントが聞こえましたが、どの作品も世界で一つの素晴らしいものですね。
手の甲に染料でハートを描いて、「いつまで残るかな?」のあそびをしたり、
「普通の葉っぱでもできるかな?」「できるよ!」と、こどもたちのアイデアで藍の仲間のイヌタデの葉でたたき染めを楽しんだり、本物の「すくも」を水で溶いても藍色にならない不思議を感じて、充実した体験になったようです。
「藍のすくも染め、藍建ては、こんな濃い色が出てすごいと思った」と純粋な感動を聞かせてくれたお子さんもいました。
藍を建てることの難しさ、職人の技のすごさにも触れられたのではないかと思います。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
フキといえば春ですが、夏でもあく抜きをよくすれば食べて楽しむことができます。
今回は、フキ煮のほか、雨風で倒れたサトウキビ、 5月に塩漬けにしたサクラの葉、種子から育てた大豆と小豆の試食も楽しむ、試食dayとなりました!
フキを刈り取ったら、灰汁で茹でたあと1本1本皮をむきました。
包丁づかいもバッチリです!
軽く煮ただけであく抜きをしていない味と、あく抜きをした味の食べ比べもしました。「苦くないよ~」と言っていたこどもたちでしたが、実際はどうだったのでしょうね?
「フキはどこに生えているの~?」「どこにでも生えているなら、サバイバルのときに食べられるね」「日陰が好きなら、日陰を作ってあげたらいいね」と、フキ自体に関心を持つ様子もありました。
昨年フキがおいしいと好きになってくれたお子さんも、開始前に「フキきらいなんだけど…」と不安げに告げてきたお子さんも、無事においしく食べることができて良かったです!
桜餅の葉っぱは、ちゃんとおいしく桜餅の葉っぱになっていましたね!
サトウキビは、根本の茎は甘味が強い一方でとても堅く、上の方の茎はやわらかいですが甘味は少なく青味がありましたね!
こどもたちは上の茎の方が「りんごみたい」「こっちの方が好き!」と気に入っている様子でした。
大豆のサヤを開けて、真っ黒な豆が見えたときにはびっくり、なんと黒大豆でした!「黒大豆でお味噌をつくると黒いお味噌ができるのかな?」という疑問も出て、実験する楽しみが増えました。気になる豆の中を切って見て見ると、緑色をしていました。枝豆の緑色→赤紫色→黒色の変化を観察で知ることができました。
最後には花壇でアオジソを収穫して「いい香り~」としみじみしている姿もありました。
身近にあってみんなで気軽に親しむことができるからこその体験がたくさんありましたね。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
渋谷区立 河津さくらの里しぶやの農業体験で実った稲のわらや、フレンズ本町スタッフの知り合いの農家さんから頂いたわらを贅沢に使って、
●なわない
●ミニほうきづくり
●花瓶づくり
●大縄づくり
と、色々に挑戦してあそぶことができました。
お米を見つけて集めたり、なった縄を髪飾りにするなど、こどもたちが思い思いに楽しんでいる姿が見られました。
なわないは、お家の方のご協力もあり、こどもたちみんなができるようになりました!
長い縄にする「足しわら」もチャレンジして、見事大縄跳びまで達成していましたよ!
「正月飾りのときに来たけど、忘れてて、またできるようになって、難しかったけど、前よりできるようになってうれしかったです」と、なわない技術の向上心に燃えて参加してくれた人の声もありました。
ミニほうきづくりは、指先を使う細かい作業が多くありましたが、米がついていた茎を抜き取ったり紐を巻く作業を上手にできました。
「かわいいほうきができてうれしい」「学校のほうきみたい」と 出来上がったほうきに愛着たっぷりな様子で、早速嬉しそうに床を掃いていました。
花瓶づくりでは、なわないをした手作りの縄でわらを束ねました。
作品は第二受付に飾っていますので、ぜひご覧くださいね。
最後に、「今日は思いっきり稲わらあそびを楽しめたかな?」と聞くと、「はーい!!」と、とても良いお返事が揃って返ってきました!
楽しく一生懸命取り組んでくれたこどもたち、こどもたちのサポートをしてくれた保護者のみなさん、そして稲わらを提供してくれたみなさん、ありがとうございました!
今回のコースはコチラ!
立体交差多めです!!
※当日は、下記画像の黄色○部分にストレートが2本ずつ追加された状態でした。
別アングル。 ※ストレート2本ずつは入っていません
エントリーはコチラ!
同日当日午前中には「ミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会1(品川シーサイドフォレスト・東京都品川区)」のファミリークラスとジュニアクラスが行われていました。
そんな中、今回もたくさんエントリーありがとうございます!!
ここ数回連続で参戦する、久しぶりに参戦する、初めて参戦する、そんなレーサーたちが集まってくれました!
進行は毎度おなじみのアレ(予選3ヒート&各ヒート勝者による決勝、各ヒートの組み合わせはくじ引き)です。
【第1ヒート】
スタート後は、やっぱり自分のマシンに目が釘付けとなりますよね!
第1ヒート決勝
結果は・・・
しゅんのすけ選手!おめでとう!!
【第2ヒート】&【第3ヒート】
それぞれのヒートに兄弟対決が発生しました!
第2ヒート決勝
結果は・・・
ちよ選手!おめでとう!!
※しゅんのすけ選手は決勝出場が決まっているため欠場しています。
そして第3ヒートの結果は・・・
たけ選手!おめでとう!!
※ちよ選手はエキシビジョンとして参戦しています。
【決勝】
結果は・・・
改めまして、
優勝、ちよ選手!!!
2位、たけ選手!!
3位、しゅんのすけ選手!
おめでとうございます‼
毎度のことではありますが、レーサーのみなさん、ご家族のみなさま、お忙しいところ長時間にわたりご参加・応援・観戦していただき、誠にありがとうございます!
さて、次回のフレンズGPは9月に開催予定です(8月は一旦お休みです)。
日程が決まり次第、ホームページや館内掲示にてお知らせいたしますので、いましばらくお待ちください!
9月、みなさんのエントリーをお待ちしています。
Keep On Running!!
昨年に続く開催です!
講師も昨年と同じく、むさしの自然史研究会代表の須田研司先生!!
須田先生は、多摩六都科学館や武蔵野自然クラブで子どもたちに昆虫や生き物のおもしろさを伝える活動を続けているほか、昆虫に関する本もたくさん出されている、昆虫のプロフェッショナルなんです!!!
今回標本にした昆虫は、午前の部が「アトラスオオカブト」、午後の部が「ダイオウヒラタクワガタ」です。
ということで、午前の部。
特別ゲストのヘラクレスオオカブト。
完成!!
秘伝の板書?!その1
午後の部。
午前の部と同じく、ヘラクレスオオカブトの登場!
このような標本ができました!
秘伝の板書?!その2
今日つくった標本は、まだ完全ではありません。お家に帰ってから、しっかり乾燥させてくださいね!
しっかり乾燥してから黄色い持ち手のついたまち針を外すと、
このような標本となりますよ!!
適切な環境下で保管すれば、数十年後までこの状態をキープできるそうです。
みなさま、ご参加ありがとうございました。
さいごに。
講師の須田先生がご活躍されている多摩六都科学館では、この夏、開館30周年特別企画展【ロクト昆虫図鑑】を開催しています。須田先生がプロデュースした昆虫展です!ご興味・お時間のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!