フレンズ本町で今まで行われたイベントレポートです。

2024.08.12

令和6年8月6日「みどりのじかん~藍染め~」

藍染にあたってはなかなか嗅ぐ機会のない、様々なにおいをかぎましたね。
・収穫したアイの葉の発酵に失敗したドブのにおい
・ちょっと発酵したぬか床やたい肥のにおい
・沈澱藍のにおい
・藍の乾燥葉のにおい
・藍のたたき染めをしたときの葉のにおい
・本物のすくも(乾燥)の腐葉土のようなにおい
・藍染めの染料(乾燥)のにおい
・藍を建てたときの染料のにおい
半分は臭いにおいでしたが、それを知っている分、藍本来のにおいは「いいにおい」に感じました。

残念ながら、前回試みたフレンズ産のすくもからの発酵建てには至りませんでしたので、今回は市販の藍染染料を用いました。おかげで藍のもつ色素を最大限に引き出した素晴らしい「藍色」の作品に染め上げることができました。

白い布に絞りを入れて、藍という植物の紹介のためにたたたき染めもしました。

水面に光る「藍の華」を目にして、白いものが青く染まったときにはとても感動しましたね!

染め上がりを待つ時間も、わくわくとした気持ちであっという間の様子でした。

絞りを解く瞬間の、こどもたちのドキドキと期待に満ちた顔!
「すごい!」「かわいい!」「想像通りにできた!」「思っていたのと違った」「形がぼやけちゃった」など色々なコメントが聞こえましたが、どの作品も世界で一つの素晴らしいものですね。

手の甲に染料でハートを描いて、「いつまで残るかな?」のあそびをしたり、
「普通の葉っぱでもできるかな?」「できるよ!」と、こどもたちのアイデアで藍の仲間のイヌタデの葉でたたき染めを楽しんだり、本物の「すくも」を水で溶いても藍色にならない不思議を感じて、充実した体験になったようです。

「藍のすくも染め、藍建ては、こんな濃い色が出てすごいと思った」と純粋な感動を聞かせてくれたお子さんもいました。
藍を建てることの難しさ、職人の技のすごさにも触れられたのではないかと思います。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

2024.08.07

令和6年8月3日「みどりのじかん~フキ煮~」

フキといえば春ですが、夏でもあく抜きをよくすれば食べて楽しむことができます。
今回は、フキ煮のほか、雨風で倒れたサトウキビ、 5月に塩漬けにしたサクラの葉、種子から育てた大豆と小豆の試食も楽しむ、試食dayとなりました!

フキを刈り取ったら、灰汁で茹でたあと1本1本皮をむきました。
包丁づかいもバッチリです!

軽く煮ただけであく抜きをしていない味と、あく抜きをした味の食べ比べもしました。「苦くないよ~」と言っていたこどもたちでしたが、実際はどうだったのでしょうね?
「フキはどこに生えているの~?」「どこにでも生えているなら、サバイバルのときに食べられるね」「日陰が好きなら、日陰を作ってあげたらいいね」と、フキ自体に関心を持つ様子もありました。

昨年フキがおいしいと好きになってくれたお子さんも、開始前に「フキきらいなんだけど…」と不安げに告げてきたお子さんも、無事においしく食べることができて良かったです!

桜餅の葉っぱは、ちゃんとおいしく桜餅の葉っぱになっていましたね!

サトウキビは、根本の茎は甘味が強い一方でとても堅く、上の方の茎はやわらかいですが甘味は少なく青味がありましたね!
こどもたちは上の茎の方が「りんごみたい」「こっちの方が好き!」と気に入っている様子でした。

大豆のサヤを開けて、真っ黒な豆が見えたときにはびっくり、なんと黒大豆でした!「黒大豆でお味噌をつくると黒いお味噌ができるのかな?」という疑問も出て、実験する楽しみが増えました。気になる豆の中を切って見て見ると、緑色をしていました。枝豆の緑色→赤紫色→黒色の変化を観察で知ることができました。

最後には花壇でアオジソを収穫して「いい香り~」としみじみしている姿もありました。
身近にあってみんなで気軽に親しむことができるからこその体験がたくさんありましたね。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

2024.08.05

令和6年7月30日「みどりのじかん~稲わらあそび~」

渋谷区立 河津さくらの里しぶやの農業体験で実った稲のわらや、フレンズ本町スタッフの知り合いの農家さんから頂いたわらを贅沢に使って、
●なわない
●ミニほうきづくり
●花瓶づくり
●大縄づくり
と、色々に挑戦してあそぶことができました。
お米を見つけて集めたり、なった縄を髪飾りにするなど、こどもたちが思い思いに楽しんでいる姿が見られました。

なわないは、お家の方のご協力もあり、こどもたちみんなができるようになりました!
長い縄にする「足しわら」もチャレンジして、見事大縄跳びまで達成していましたよ!
「正月飾りのときに来たけど、忘れてて、またできるようになって、難しかったけど、前よりできるようになってうれしかったです」と、なわない技術の向上心に燃えて参加してくれた人の声もありました。

ミニほうきづくりは、指先を使う細かい作業が多くありましたが、米がついていた茎を抜き取ったり紐を巻く作業を上手にできました。
「かわいいほうきができてうれしい」「学校のほうきみたい」と 出来上がったほうきに愛着たっぷりな様子で、早速嬉しそうに床を掃いていました。

花瓶づくりでは、なわないをした手作りの縄でわらを束ねました。
作品は第二受付に飾っていますので、ぜひご覧くださいね。

最後に、「今日は思いっきり稲わらあそびを楽しめたかな?」と聞くと、「はーい!!」と、とても良いお返事が揃って返ってきました!
楽しく一生懸命取り組んでくれたこどもたち、こどもたちのサポートをしてくれた保護者のみなさん、そして稲わらを提供してくれたみなさん、ありがとうございました!



2024.08.02

令和6年7月28日「フレンズGP」~mini 4WD~

今回のコースはコチラ!
立体交差多めです!!
※当日は、下記画像の黄色○部分にストレートが2本ずつ追加された状態でした。

別アングル。 ※ストレート2本ずつは入っていません

エントリーはコチラ!

同日当日午前中には「ミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会1(品川シーサイドフォレスト・東京都品川区)」のファミリークラスとジュニアクラスが行われていました。
そんな中、今回もたくさんエントリーありがとうございます!!
ここ数回連続で参戦する、久しぶりに参戦する、初めて参戦する、そんなレーサーたちが集まってくれました!

進行は毎度おなじみのアレ(予選3ヒート&各ヒート勝者による決勝、各ヒートの組み合わせはくじ引き)です。

【第1ヒート】

スタート後は、やっぱり自分のマシンに目が釘付けとなりますよね!

第1ヒート決勝

結果は・・・

しゅんのすけ選手!おめでとう!!

【第2ヒート】&【第3ヒート】

それぞれのヒートに兄弟対決が発生しました!

弟と姉
妹と兄(諸事情により、パパが妹の代理スターターになっています)

第2ヒート決勝

結果は・・・

ちよ選手!おめでとう!!
※しゅんのすけ選手は決勝出場が決まっているため欠場しています。

そして第3ヒートの結果は・・・

たけ選手!おめでとう!!
※ちよ選手はエキシビジョンとして参戦しています。

【決勝】

結果は・・・

改めまして、
優勝、ちよ選手!!!
2位、たけ選手!!
3位、しゅんのすけ選手!
おめでとうございます‼

毎度のことではありますが、レーサーのみなさん、ご家族のみなさま、お忙しいところ長時間にわたりご参加・応援・観戦していただき、誠にありがとうございます!

さて、次回のフレンズGPは9月に開催予定です(8月は一旦お休みです)。
日程が決まり次第、ホームページや館内掲示にてお知らせいたしますので、いましばらくお待ちください!

9月、みなさんのエントリーをお待ちしています。

Keep On Running!!

2024.08.01

令和6年7月27日「昆虫標本づくり」

昨年に続く開催です!
講師も昨年と同じく、むさしの自然史研究会代表の須田研司先生!!
須田先生は、多摩六都科学館や武蔵野自然クラブで子どもたちに昆虫や生き物のおもしろさを伝える活動を続けているほか、昆虫に関する本もたくさん出されている、昆虫のプロフェッショナルなんです!!!

今回標本にした昆虫は、午前の部が「アトラスオオカブト」、午後の部が「ダイオウヒラタクワガタ」です。

ということで、午前の部。

特別ゲストのヘラクレスオオカブト。

完成!!

秘伝の板書?!その1

午後の部。

午前の部と同じく、ヘラクレスオオカブトの登場!

このような標本ができました!

秘伝の板書?!その2

今日つくった標本は、まだ完全ではありません。お家に帰ってから、しっかり乾燥させてくださいね!
しっかり乾燥してから黄色い持ち手のついたまち針を外すと、

このような標本となりますよ!!
適切な環境下で保管すれば、数十年後までこの状態をキープできるそうです。

みなさま、ご参加ありがとうございました。

さいごに。
講師の須田先生がご活躍されている多摩六都科学館では、この夏、開館30周年特別企画展【ロクト昆虫図鑑】を開催しています。須田先生がプロデュースした昆虫展です!ご興味・お時間のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!