フレンズ本町で今まで行われたイベントレポートです。
今回のフレンズカップは低学年の部と高学年の部に分かれてスーパードッジボールを行いました。
ルールは簡単!ボールが当たったらコート外へ、自チームがボールをキャッチしたらコート内へ復活。試合終了時にコート内に残っていた人数が多いチームの勝利です。
【低学年の部】男子チーム、女子チーム、男女混合チーム、スタッフチームが参加しました。自分たちの出番がない時間は他チームを応援し合い、得点係やタイムキーパーなどのお手伝いをしたり、みんなで協力して試合が開催できました。
男子チームが女子チームに対して「ボール当たったら痛いから柔らかいボールにしよう」「男子チームはハンデとして人数1人減らしてもいいよ」など自分たちで話し合いながら試合を進めていました。
スタッフチームvsこどもチームの対戦は応援席が大盛り上がり!こどもチームに敗北してしまいましたが…次は負けませんよ。
優勝したのは「チームともだち」でした。おめでとう!!
【高学年の部】30人以上の参加者で賑わいました。同学校で組んだチームや習い事が同じチーム、フレンズで仲良くなったチームなど、4カ所の学校、全学年が集結し、たくさんの交流がありました。
投げる球の速さはもちろん、捕れるボールと避けるボールの見極め、相手の弱点をつかんでねらう場所の変更などチーム内で声をかけあいながら、常にアウトと復活の繰り返しが続く面白い試合でした。
どのチームが勝つか分からないほどの接戦で、応援席のみんなも毎試合最後まで見逃せない状況でした。
そのなかで優勝を勝ち取ったチームは「くるりんぱ」でした。おめでとう!
次回のフレンズカップは11/20(水)「一発逆転バドミントン」です。たくさんのご参加お待ちしております♪
どのくらいたい肥になっているかな?
コンポストの中を見てみるとまだたい肥には遠い様子でしたが、腐食が進んだわずかな部分を、土に漉き込むことができました。
作業をしていると、ガや甲虫の幼虫、ヤモリなどの生き物たちが出てきて、手に置いたり、追いかけてキャーキャーとはしゃいでいました!
一部の幼虫は植木鉢の中に移動させて、成虫になるのを待つことにし、コンポストの中にはたっぷりの水をかけて、幼虫もたい肥も育つのを待つことにしました。
そして、夏の間楽しんだ大葉やアイを掘り上げてプランターに移植しました。
掘り上げた大葉の1株のボリュームに驚き!
まだ葉と穂じそがついているので、召し上がりたい方はどうぞお好きに摘んでお楽しみください。
土だけになった花壇に、コンポストから出した腐葉土をクワで漉き込みました。非日常の体験をとても楽しんでくれたようです。始めは扱い方が分からず苦戦しながらでしたが、使い方が分かってくると「毎日でもやりたい」というお子さんもいましたよ。
花壇に次の植物が植えられるように、伸びてきていたヘクソカズラのつるも取り除きました。引っ張るとどこまでも続いていて「まだ続いてる!長いね~!」とこどもたちも目を丸くしていました。
また「うんとこしょ!どっこいしょ!」と歌を歌いながら頑張って引き抜いたつるを、だれからともなくもったいないとリースにする場面もありました。みんなもう自然あそびの達人ですね!!
今日の楽しかったことは?と聞くと、「つるを引っこ抜いたところ!」「クワ!」「ヤモリ!」と元気な答えが返ってきました!
こどもたちみんなですると、「作業」になってしまうことが「たのしいじかん」になるようです。まるで魔法ですね。
春にまた花で賑わう景色を見て、きっと多くの人が笑顔になることでしょう。
また次回も球根や花の苗植えを一緒に楽しみましょうね!
はじめてのみなさんのご参加もお待ちしております!
ご参加ありがとうございました!
ヘクソカズラのつるでリース台をつくるもの、秋の恒例になってきました。
今年は「特大を作ってフレンズフェスティバルで”ようこそ”って飾ろうよ!!」
というお子さんのアイデアで、一人ひとりのリースの他に、大きなリースも作りました!
まずは夏に茂ったつるをフェンスから引きはがす作業から。
「うんとこしょ、どっこいしょ、それでもつるは、ぬけません♪」と、 だれからともなく歌いながらの綱引きです。
こんもりと山になったつるを、リースの形に丸めていきます。
3年目の今年、こどもたちが自力でリースにできるようになっていました。
初めての人にとっては難しい作業ですが、お家の方に頼らずに自分の力できれいな輪にしようと根気強く頑張ってできました。
自分の分だけでなく、欠席した人の分や、みんなの分としてたくさんリースづくりをして楽しんでいました。
そして、それでも使い切れないつるを、特大リースにしていきました。
「ここが薄いから足そう!」とみるみるうちに立派なリースができました。
つるの収穫前は、ヘクソカズラの花で顔を飾るあそびもしました。
みんなで掃除をして、残った葉や細かなつるはコンポストに入れて完了!
作ったリースは施設内で乾かしているため、名前のとおりのにおいがしていますが、ご容赦ください♪
12月にはリース台をかざるイベントも企画いたしますので、今回お申込みされなかった方も、おたのしみに☆
今年で2回目となるフレンズサロンを音楽スタジオで開催しました。
日頃ふれあう事の無い地域交流センターご利用のシニアの方々とフレンズ本町の子ども達と一緒にあづま袋を作りました。作った後は皆でお茶会をして楽しいひと時を過ごしました。
まずは思い思いの手ぬぐいを選んであづま袋を作ります。シニアの方は針に糸を通すのに今年も苦戦!去年と同じ糸通を登場させましたが今回は針穴より糸が太く糸通しが使えないと言うアクシデントがあり急遽、針を替える事になりました。
子ども達が苦手な玉止めはシニアの方に教えてもらいながらの挑戦でした。苦戦につぐ苦戦。最後には出来るようになった子もならなかった子もいましたが、みんな最後まで頑張りましたね。
あづま袋が完成した後は薄茶とお菓子でお疲れ様のお茶会です。茶筅で薄茶をたてるのが初めての人、経験がある人お作法は関係なく好きなように自分でたてた薄茶でホッと一息つきました。ちょうどお迎えに来てくれたお母さんと妹さんも一緒に参加してくれました。
シニアの方からあづま袋のたたみ方を伝授していただいたりと皆さん会話が弾み予定の時間を過ぎてしまった楽しいお茶会でした。
素敵なあづま袋ができました。いろいろな使い方ができるので是非使って下さいね!皆さんご参加ありがとうございました。
当日は微妙な雨天でしたが、こどもたちはテンション高く外へ出ることを決定!
短時間ながら、地点記録、画像記録、採集を分担して生きものを探しました。
植物写真はこどもたちによる撮影です。
部屋に戻り、図鑑で採集した植物や生きものをよく観察しながら調べると、
ねこじゃらしはエノコログサということやその実や花のこと、葉の裏にじっとしている小さな虫が卵を守っていたことなどがわかりました。
こどもたちが調べてまとめた記録はこちら!
5月のとき とは、違う生きものばかりでした。
実際にはあまり出会えませんでしたが、こどもたちの心の中には豊かな自然の姿があります。
動物や菌類のいない絵に、自由に描き入れてもらったことでそれがわかりました。
その素晴らしい絵がこちら!
細かくたくさんの生きものが描かれています。そんな自然に囲まれて、とても楽しそうな自分たちの姿も描かれています。クマや蛇など「こわいいきもの」もあり、食う食われるのつながりも描き込まれていました。
ものすごい集中で約1時間、時折図鑑をめくりながら飽きずにひたすら描き続けている姿が印象的でした。
最後は、微細な違いで生きものを見分けるゲーム10問にも挑戦!
とても高い正解率で、みんながとても良い眼を持っていることにも驚きました。
楽しく参加してくださったみなさん、どうもありがとうございました!
10月といったらハロウィン!ハロウィンといったらカボチャ!そんなイメージがありますよね。ということで、ひと味違ったカボチャをつくりました!
紙を丸めて紐を巻いてカボチャの芯をつくります。
芯の周りに、のび~る紙ねんどを貼り付けていきます。
形を整えながら、ちぎった和紙を水溶きボンドなどで貼り付けていきます。
このタイミングで、ヘタのあたりに紐を付けてぶら下げられるように、さらに底面に磁石をつけて金属面にくっつけられるようにします。
完成!
できあがった作品をみんなで鑑賞すると共に、それぞれ自慢のポイントを発表しあいました!
作家さんと作品。
とっても素敵なカラフルかぼちゃ!お部屋を彩ってくれることでしょう!
ハロウィンを楽しんでくださいね。ご参加ありがとうございました。
身近な虫でありながら、知らないことばかりのクモの世界に案内してくれたのは、日本蜘蛛学会会員で多くのクモ観察会のほか自然環境保全の学校の教員も務めた加藤輝代子先生です。
クモの体のつくりや食べ方、オスメスの見分け方、 クモの糸の種類、生活や狩りの仕方はクモの種類で異なり色々な生き方があることなど、マニアックで面白い体験と楽しいお話の数々。
こどもたちもお家の方も始終知的好奇心を刺激され、熱心に観察をしたりメモを取り、笑いが生まれ、「へぇ!そうなんだ!」「はじめて知った!」「面白いね!」と瞳を輝かせてクモの世界に引き込まれていました。
多くのクモが1年以内の寿命で死んでしまうことも驚きでしたね。
先生が持ってきたジョロウグモのオスメスの生体の観察だけでなく、実際にユニークな採集専門道具を手に、フレンズ本町の敷地内にいるクモを採集しました!
みなさん目が良く、予想以上に見つかりました。
参加者同士で 「いたよ!」「みつけたー!」の声に火がついて、負けじと見つけ出そうと盛り上がり、見つけた人はとても嬉しそうでした!
採集したクモは先生が同定(種の特定)をしてくれて、みんなで観察しました。見つかったクモは、
・アダンソンハエトリ
・シラヒゲハエトリ
・シロホシヒメグモ(画像ではマダラヒメグモとなっていますが誤りです)
・イエユウレイグモ
の4種でした。採集したクモは最後にこどもたちとリリースしました。
先生いわく、フレンズ本町はアダンソンハエトリの城だそうです。みなさんのお家でよく見かけるクモも、ハエトリグモの仲間が多いそうですよ。
とても特色ある結果となりました。
「クモは頭に血がのぼらないの?」「クモはどのくらい食べるの?」「クモはどんなところに糸を張るのが好きなの?」「飛んでいく目的地は決めているの?」「カブトムシやトンボも食べるの?どうやって食べるの?」といった質問にも先生は答えてくれました。
今回参加したみなさんは、学校で一番クモに詳しい人になったのではないでしょうか!?
クモは生態系ピラミッドの中間にいて、様々な生き物と繋がっていること、種類によって色々な環境を選んでいることもわかりましたね。
クモは人が嫌う虫のワーストに入りますが、クモですらいないような場所は本当に生き物が少なく自然が乏しいことを示しています(指標)。
みどりのじかんのメンバーのこどもたちと、フレンズ本町の外花壇も、数年後は花に居るクモや大きな虫をとらえるクモなども観察できるような、自然度の高い場所に育てていけるようにがんばりたいね!とまた目標ができた気がします。
今回の体験が、参加されたみなさんのこれからの「目」に映る景色を、より豊かで面白いものにすることに繋がれば幸いです。
講師の先生、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
9月から1ヶ月遅れの開催になりましたが、春の種まきから育てて収穫した黒大豆・黄大豆をお味噌にする日がついに来ました!
下の写真がフレンズの大豆です。
市販のものと米こうじと合わせて一生懸命潰して米味噌に仕込みました。
「ねばねばしてる」「納豆みたいな香りする」「甘い香り」「感触が気持ちいい」と、色々感じ取っていました。
潰したあとは丸めて空気を抜いて密閉容器に詰め、塩をかけて仕込み完了!
こうじの香りを苦手に感じるお子さんもこの頃には慣れてきたそうです。
これからうまく発酵が進んでおいしいお味噌になりますように。
ここから先のお味噌づくりは微生物が行なってくれます。その酵母と乳酸菌の呪文のような名前をみんなで3回唱えました。ルキシーとハロフィルス。フルネームで覚えた人はいるかな!?
完成したお味噌は、今後の「みどりのじかん」の中で活用して味わいましょう。
クイズ「発酵食品はどれ?」「大豆製品はどれ?」「米製品はどれ?」をすると、相談し合ったり食品ラベルを読んで大健闘していました。
「かつおぶしが発酵食品だって初めて知った!」「クイズが一番楽しかった!またもっと色んなクイズを出してほしい」と盛り上がりました。
そしておまけは、戻した生の大豆からの炒り豆づくり。
「炒るってなに?」と興味深々で、こぞってしゃもじを持ちました。
炒り途中の豆を何度か味わってもらうと、「ポクポク」「ふかふか」「甘くなった」「豆が美味しかった!!」「気に入った!!」「お母さんにも持っていく」と、何度も手が伸びるほどの大人気でした。大豆が苦手なお子さんも、みんなの様子につられて1粒食べていましたよ。
大豆はこどもたちにとっても「豆まきのときに投げる豆」「エダマメを採らないでおいたもの」と馴染み深いものですが、大豆とそれを加工する知恵や食文化、微生物への親しみが体験を通じて一層増せば幸いです。
ご参加いただきありがとうございました。
アリーナで親子でボルダリング教室を開催しました。
2歳から小学2年生までが対象のボルダリング教室になります。
まずは、講師の先生から安全にボルダリングを登るための説明です。
説明が終わったら、準備運動からスタートです!
ボルダリングは全身を使う運動のため、しっかりと身体をほぐしていきます。
登る準備ができたところで早速クライミング!
お父さんお母さんに支えてもらいながら、動物の絵を目指します。動物の絵をタッチした時、お父さんお母さんに「タッチできた!」と駆け寄る姿がみられました。チャレンジする度に、より高く登れるようになる姿には驚かされます。
最後は壁に貼ってある数字(得点)をみんなで順番に登って集めるゲームです!
高得点を狙って難しいコースにチャレンジしたり、確実に得点するために簡単なコースを選んで登ったりと、一人一人違う作戦を立てていました。
最後まで親子で怪我無く、楽しくボルダリングすることができました!
次回は12月の開催を予定しています。
ボルダリングは思考力、発想力、チャレンジ精神、自信、集中力が身につきます。たくさんのご応募お待ちしております。
詳細につきましては、HP( 親子でボルダリング )、館内ポスターをご覧ください。
2022年9月に寄せ植えにした鉢の中は根でぎゅうぎゅう。
そのため、1人1鉢ずつ新しい苗や球根を加えてリフレッシュしました!
鉢から取り出し、ガチガチに固まった根鉢をほぐすところからスタートです。
「お客さん肩こりがひどいですね~、カチカチですね~」という子どもの声に笑いが広がりました。
枯れていた1鉢には甲虫の幼虫がいて、根が食べられてしまったようです。
スイセンやムスカリの球根の取り出しも同時に行ないました。
「あった!」「これも球根?」「やった!見つけた!」と、分球して増えた球根でお皿はてんこ盛りに!
土まみれになりながら、増えて絡んだハツユキカズラの根やツルの整理もしました。
「次は何するの~?」って、ここからが本番ですよ!
コルチカムやシクラメン、スイセン、ムスカリ、ミニチューリップの球根を忍ばせて、苗を配置しました。
前回を経験してる人が、進んでお友達のサポートをしている姿もありました。
それぞれ、「森にする」「ここにこの花が咲く」などイメージを描いています。ツルコケモモの苗もあるので、根付いたら実を収穫するのも楽しみですね。
最後は外に並べて自分の鉢に水やりをしました。大きく育って、花がたくさん咲いてくれますように!
ご参加いただきありがとうございました。