2023.03.11
令和5年3月9日「みどりのじかん~押し花づくり~」
秋にタネを蒔いた菜の花やビオラ、そしてハンギングに”しかけ”をした球根がそれぞれ花を咲かせ、新しい姿を見せはじめました。
今回は、そんな季節の変化を感じながらお花摘みをして、アイロン押し花をつくりました。
アイロン押し花づくりに使う発泡トレー。縁を切り離すと、ふしぎと顔をのぞかせたくなるんですね。
子どもたちがとても楽しそうなので、その縁をカメラのフレームに見立てて春の撮影会もしました。「これ撮って!きれいだね」「きてきて!カシャ!」と口シャッター音で教えてくれた景色を、本物のカメラでもカシャ。
植物にやさしく、そっと遠慮がちにお花や葉っぱを摘んだ子どもたち。
朝顔のタネを見つけて大切に保管したり、オランダミミナグサの芽が「チューリプみたい」と改めて発見したりしていました。
工作室へ持ち帰ってから、トレーの底の上にデザインしました。
アルミホイルの上から押し花とトレーにアイロンを当て、ボンドで補強し、ラップをかけたら作品のできあがりです!
本来の押し花とは異なりますが、短時間で水気を飛ばすため、色が鮮やかできれいです。
裏面には、押し花にした植物の名前を記録しました。
パンジー、ビオラ、菜の花、菜の葉、ジンチョウゲ、レンギョウ、ユキヤナギ、オランダミミナグサ、スズメノエンドウ、イチゴ、ホトケノザ、コオニタビラコ、ローズゼラニウムなど。
ひとつひとつ植物を指さしながら「これが何で…」と紹介してくれたお子さんもいました。この機会に花の名前を覚えてくれたことが嬉しかったです。
毎日めまぐるしく生長し花が咲いていくこの季節をどうぞお見逃しなく。