令和7年6月17日「みどりのじかん~フレンズ本町の生き物さがし~」
どんな生き物(痕跡も)が、どこに、何をして、どんなふうにいるかな?
前年の5月 から約1年経った今回では、これまでの「クモ観察」などを経て、こどもたちの生き物を見つけ出す眼や感性が成長し、渋谷の住宅地に位置するフレンズ本町でも、逞しく生息している生き物たちの姿を次々に見つけ出しました。その数は過去最高の約20種類(植物除く)!
見つけながら、「ラベンダーの蜜を吸いに来ていた」「アリが卵を慌てて運んでいた、どこに運ぶんだろう?」「シジミチョウの幼虫の食草のカタバミに食べた痕があった」など色々な観察もしていました。
本編とは別に、とにかくダンゴムシを見つけ出して彼らにとって最高の環境の虫かごをつくった人、捕虫観察容器を持参して4種類以上捕まえた人、カンを働かせてバケツ稲の下にアリの集団を見つけた人、アリの卵に触ってみて「ぷにぷにしてた」と発見した人たちなど、色々に生き物に親しんで過ごしました。
出会った虫の写真などを一部ご紹介します。
知らない虫にたくさん出会ったので、応援のムシ先生に聞いたヒントを頼りに、図鑑で名前やオス・メスを調べました。最後までなかなか特定できない昆虫もいましたが、図鑑で見事見つけられた時にはとても嬉しそうでした!
こどもたちから、「フレンズの外でも生き物探ししたい!」「生き物図鑑もつくりたいな」「描いたシートを重ねて図鑑にしたらいいんじゃないかな」と素敵なアイデアもありました。
秋には代々木公園に行って、生き物やキノコを探してたくさんあそび、生き物図鑑もつくりましょう!
今回参加できなかったみなさんのご参加も、楽しみにお待ちしています。
おまけに、先週脱走してしまったイラクサギンウワバと思われる幼虫は無事に館内で発見され、メンバーのご自宅に引き取られました。
暑いなかご参加くださったみなさま、ありがとうございました!