渋谷区/児童青少年センター フレンズ本町 令和5年4月27日「みどりのじかん~よもぎもち~」
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2023.05.01

令和5年4月27日「みどりのじかん~よもぎもち~」

春といえば草餅。講師が幼少の頃、田舎のあぜ道のまだ白いヨモギを、おばあちゃんと一緒に摘んで草餅にして食べた思い出は忘れられません。良い香りのやわらかいヨモギの葉を摘み採って、手間暇かけて餅にして食べる楽しさを体験してもらいたい一心で、毎年開催しています。
今回、季節はやや進んでいるので、苦みの出始める先端の芽を避けて、緑色の葉の部分を使用しました。
おいしそうな葉を1枚1枚丁寧に「これいい?」と確認しながら摘んでいましたよ。ひとりの子がビニール袋を出して「これに入れたらいいんじゃない?」と言ってくれて、みんなとても助かりました。

持ち帰って洗って、茹でて、すり鉢でよ~くすりつぶしたら、上新粉と白玉粉で生地を作って、ヨモギと混ぜました。 保護者の方の協力もあり、とてもきれいな緑色の生地ができました。

茹で上がると、緑色がより鮮やかに綺麗に変化していて驚きましたね。
「なんで?」と質問してくれた人もいました。気になった人は調べてみてくださいね!

茹でたての熱いうちに「もちつき」をして生地をやわらかくねばりを出し、餅らしくします。この工程が、みんなに大人気でした!
最後にあんこを包んで完成!打ち粉をしたり、お水でツヤツヤにしたり、それぞれの素敵なよもぎもちができあがりました。

よもぎもちが初体験の子どもが多く、一口目の慎重さにはこちらも緊張が走りました!
餅の部分だけを食べて「味しない」と言いつつ2口目にいくお子さんもいたり、「なんでヨモギを入れると美味しくなるんだろう」と不思議に思うお子さんもいました。また、普段はあまり食べないあんこや和菓子なのに、今回はおいしく食べているという方もいて、最初から最後まで自分で作った達成感と季節の野の味を、思い切り堪能しました。