令和6年6月1日「みどりのじかん~ハーブの虫よけスプレー~」
ハーブはその香りや成分によって、1種類でもいろいろな効能や楽しみ方があります。今回は水蒸気を利用した「蒸留」という科学実験のような方法を楽しみながら、ハーブの「虫よけ」の力を借りたスプレー(ハーブウォーター)を作りました。
使用したのはローズゼラニウム、ローズマリー、ラベンダー、ミント、タイム、レモングラス、そして保護者の方が差し入れてくださったアロマティカスの計7種類。とっても豪華になりました。
蒸留器に入れるため、収穫した枝葉を細かく千切る作業も「楽しかった」そうです。
フレッシュのラベンダーとドライのラベンダーの嗅ぎ比べもしましたね。
初めて見聞きする「蒸留」に、こどもたちはもちろん、大人の人たちも興味深々です。火傷に気をつけながら「スイッチ入れる!」「氷入れる!!」「水取るのやる!」とみんなとても積極的に蒸留のためのお世話をしていました。
結露と蒸留の仕組みもだいたい理解してくれたようです。
収穫したハーブを全部使い2回の蒸留で200mlのハーブウォーターを取ることができました。みんなでスポイトで容器に移しました。
「いい香り~」がフロア全体に漂っていましたね。
自然がつくりだしたハーブと、電力と、水と、たくさんの氷と、技術を駆使したとても贅沢な体験でしたね。「虫よけスプレーを作れてうれしかった」「たのしかった」とみんな大満足のご様子でした。
本編とは別に、青梅を差し入れてくださった方がいたので、蒸留をしている時間を使って梅干しづくりもやってみました。
季節の植物の手しごと、様々な作業工程をみんなで楽しめました!
「梅干しを食べるのが楽しみ」ですね。数日後にやってくる「干し」の工程にもワクワクです!
これからも植物や自然の力、色々なものに感謝しながら楽しみましょう♪
ご参加いただき、ありがとうございました。