2019.12.28
令和元年12月27日 稲わらでつくる正月飾り
みんな良い年を迎えるため、注連飾り(しめかざり)をがんばって作るゾ!
今回は定員の倍を超える多くの参加申し込みをいただき、ありがとうございました!
午前と午後の2回分を併せてレポートさせていただきます。
この教室のメインは飾り付けではなく、縄をつくることそのものです。
果たして全員が手業「なわない」を習得して、立派なお正月飾りを作って持ち帰ることができるのでしょうか!?
最初に稲わらはお米が実っていたイネという植物ということと、注連飾りについてお勉強しました。食べ物や収穫、健康に感謝して、来年もそうであるように。家族の代表として作るぞと、気合を入れて臨みました。
まずは、水につけたわらを木づちでよく叩きます!
そして初めて見る「なわない」に、「え~、なんでできるの?」と自信なさそうにしたり、「できそうな気がする!」と瞳を輝かせたりと反応は様々。
ひとまずは、それぞれわらを手に持ち、見様見真似でチャレンジしました!
中には初めてなのにデモンストレーションを見ただけでできた人もいました!
頑張って練習した結果、全員が立派な縄を作り上げました!!
「やればできる」を実感。頼もしいですね!
本体が完成したら、松葉や御幣(ごへい)、餅玉、梅花、水引などを飾り付けます。
早く「なわない」が習得できたので、その分デザインにこだわることができました。先入観にとらわれず、気持ちを込めて作った素晴らしい注連飾りの完成です!
午前のみなさん
午後のみなさん
「なわない」そのものを気に入って、完成後もなわないをして楽しむ子どもたち。
見守る保護者の方々も「子どもたちが職人に見えてきた」とその光景に見入っていました。きっと一生忘れない技になることでしょう!良いお年をお迎えくださいね。