令和5年6月8日「みどりのじかん~フキの煮たのと麦茶~」
さあ、外花壇で増えてきたフキを食べる時がやってきました!
フキを煮て食べるだけでなく、5月に収穫した大麦で麦茶を煮出して飲もう!という今回。フキ煮をお茶うけにして味わうという、なかなかシブい回になりました。
「早くフキを収穫したい!」という子どもたちでしたが、想定より早く咲いた紅花の花びら摘みを先にしてもらいました。
ほんの少しの量の紅花の花びら、来月どう楽しもうかな?
収穫したフキを自分で洗うとき、何も言われなくても並ぶ子どもたちが立派でした!
洗い終わったフキは、塩を入れた湯で茹でて、あく抜きをしました。
茹でたフキの皮を丁寧にむく作業にしばし集中すると、みんな無言に・・・。
静寂の中から「きれいな色~」との感想が漏れ聞こえてきました。
皮をむいたフキの両端を切り落として4センチくらいの長さに切る作業は、幼児さんもお母さんと一緒になって、全員が挑戦しました。みんなとても上手に包丁を使えていましたよ!
醤油、砂糖、かつお節などの煮汁に入れて、ちょっと大人の味のフキ煮の完成!
煮あがるのを待っている間は、大麦を炒って麦茶の準備です。
今回は74gの大麦を、1.5ℓの麦茶にしました。
自分たちで“種をまいて”、“花壇に植えて”、“収穫した”麦の、「お米みたい」にきれいになった実を見て感動しました…。
麦の香ばしい良い匂いや爆ぜるパチパチという音、白い中身が出てくる変化や外皮の色の変化を楽しみました。
麦茶を作っている間、少しだけ麦の脱穀処理にもチャレンジしましたよ!
それではいただきます!
「苦い~」「かつお節がもうちょっとあったら食べれる!」と、ちょっと苦手~の顔を見せる子と 、
「おいしい」「あっという間にパクパク食べちゃいました」と、フキが気に入った子とのリアクションの差!
でも全員残さず完食していました!
麦茶はちょっと薄め?でしたが、ちゃんと麦茶でしたね。
フキの煮物の味付けはいろいろとあるので、今回苦手だった人もぜひまた挑戦してみてね☆
お家の方の皆さんも、子どもたちの体験をサポートいただきありがとうございました。