2024.12.01
令和6年11月26日「みどりのじかん~サクラの紅葉で染めてみよう~」
今回は各ご家庭で拾ってきていただいた、黄や赤に色づいた美しいサクラの落ち葉を煮て、布を染める遊びをしました。
草木染を何回もしてきた子どもたちは、席につくと自然と輪ゴムやビー玉を手に取り、絞り入れの作業にとりかかりました。仕上がりを計算する人、無作為の出来上がりを楽しみにする人など、それぞれにわくわくする楽しい時間です。
煮あがったサクラの液は、泡だて器で思いっきり泡立てて酸化させていきます。
こどもたちは気合を入れて二刀流で攪拌したり、代わる代わる協力して混ぜ続けました。そのおかげで、 はじめは黄緑色っぽかった泡が次第に赤茶色くなり、
いよいよ白い布を浸す瞬間に!
こどもたちは赤黒く完成した染色液を見て「血みたい~」と言いつつ、そこに布を浸すのを楽しそうにしていました。均一に染まるように世話をして、染まった布を塩水につけて水洗いをすると…
きれいなピンク系色の作品のできあがり!絞りの模様もきれいに出ました!
サクラの落ち葉を、紅葉(こうよう)と黄葉(おうよう)に分けて持ってきた人もいたので、黄葉だけで染色液をつくったところ、同じようにサクラ色に染まりました。
参加者のみなさんと、サクラ色の色素が枝にも葉にも存在していることへの驚きと、それをアルカリ性で引き出すことができる不思議をわかちあいました。
「また来年もやりたい!」「落ち葉でこんなにしっかり染まるなら、来年はTシャツも染められる!」「こんどは藍染めをした布を持ってきてみようかな」など、来年の楽しみも広がっていましたよ。
そして1人は、染液に1週間浸けっぱなしにする染色方法にもトライ中です。
来週が楽しみですね♪
楽しくご参加いただきありがとうございました!