令和6年4月7日「みどりのじかん~サクラの木の観察~」
奇跡的にサクラの満開と重なり、気温20℃を越える暑さの中、進級・進学したみなさんとフレンズ本町でのお花見を満喫…もとい、しっかりとソメイヨシノを観察することができました!
こどもたちは素晴らしい観察眼を発揮して、色々なことに疑問を持ったり、気が付いたり、推測して考えたりして、とても充実した観察会になりました!
・サクラの香りってどんな香り?
・サクラの蜜をなめてみたい!
・サクラの花の中心が赤いのと白いのがある。どうして?
・めしべとおしべの色が違った!
・花びらの色がピンクだと思ったら白かった
・木の枝に横にまっすぐの線があった
・めしべが緑色をしている
・めしべの先がベタベタしている
・中心が赤い花のめしべは長く伸びている
・中心が白いサクラの花びらの上には、黄色い粉がたくさん落ちている
・ガクが4個と5個のがあっておもしろい
・中心が赤いサクラの花のウラはガクが5枚で、白いサクラは4枚なんじゃないかな?
・ガクが4枚のは、成長するときに1枚落ちちゃったんじゃないかな?
・なんで花びらはひらひら落ちるの?
などなど。
花びらはほとんど5枚でしたが、4枚、7枚もあることを実際の観察から知りました。ソメイヨシノという種類のサクラで、その親がエドヒガンとオオシマザクラであると知って納得できる特徴もありましたね。
一つ一つ、一人一人の疑問や気づきについて、たくさんの花を見て比べることで違いがわかったり、発見したり、検証する過程はとても面白かったようです。
「ひこばえ」も出ていたので、それが一体何の植物か、近くに似た植物があるか、花いっぱいの花壇へ探しに行く探索の時間もありました。
「う~ん、なんか知ってる気がするんだよなぁ」「葉っぱがワイルドストロベリーっぽい気がする」と、とても良い感性で同じバラ科の植物にあたりをつけた人もいました!
サクラの根元に石のように見えていたものが根で、そこから芽が出ているなんて想像もつかなかったですね!桜のキザキザした葉の特徴も覚える機会になりました。咲いていたタンポポでちょっと遊んだりもしました。
発見したことや実際の様子を、それぞれ描いたり文字にして記録しました。お絵かきが大好きなこどもたちなので、とても楽しそうでした!
根が横に伸びてひこばえと繋がっていることや、サクラが100年生きることなどが印象に残ったという人もいましたよ。
サクラはとても身近で人気でありながら、意外と知らないことがたくさんありましたね!
今回答えが出なかった疑問も、これから色々な情報と結びついて答えにたどり着くかもしれません。ぜひ、本物のサクラの香りとともに、今回の気づきや疑問を忘れないでいてくださいね!