令和5年3月25日「みどりのじかん~サトウキビ~」
参加者の中でサトウキビを見たことがると答えた人はゼロ人でした。
が、実は外花壇に生えていたんです!
昨年5月に植えて、お砂糖や甘い蜜にするこの日を心待ちにしてきました。
小雨のなか茎を切り、枯れ葉を取り除くと、ちゃんと「細い竹みたい」な茎が出てきて一安心!
小中高サロンへ移動し、調理実習です。
1.サトウキビを洗って皮をむく
2.茎を細かくきざむ
3.ミキサーでふわふわにする
4.布袋に入れる
5.手動圧搾機で汁を搾る
6.汁を混ぜながら煮つめる
という方法です。
みんなのがんばりで、無事に甘い粉末をつくり、味わうことができました。
小学生は包丁を上手に使って活躍してくれました。
もちろん初めての、生サトウキビの試食も行いましたよ。
「あまーい!!」の声が飛び交いました!
幼児さんも大活躍!私もやりたーい!と交代しながら、サトウキビを砕いていきました。
搾り作業は、最後の最後まで男の子たちが力を発揮してくれました!
仕上げはさすがのお父さん、まだまだ出てくる搾り汁に拍手喝采でした!
2本の細い初物のサトウキビから、ティースプーン1杯ずつの、原始的なお砂糖がとれました。「本当に、とれるんですね。」とみんなが思った瞬間でした。
お味は…
「おいしーい!」「抹茶みたい~!」「ちょっとすっぱい」「くちどけが良いですね!」「ちょっと青い香りがします」などなど。「ん?なんか思ってたのと違うな」という反応も含め、サトウキビ本来の甘さや風味を知った、貴重な体験になりました。
ともあれ、サトウキビから甘いものは取れるかな?実習は大成功に終わりました!
待ち時間の多い今回でしたので、大人も子どももついつい無心になってしまう、ジュズダマあそびもしながら過ごしました。
サトウキビの搾りカスと、前回のクルミと菜種の搾りカスも花壇に戻して、
今年度の「みどりと親しむ1年間」は、これにて終了!
四季折々を一緒に楽しんでくださったみなさん、ありがとうございました!