フレンズ本町で今まで行われたイベントレポートです。

2025.11.28

令和7年11月23日「ハンドクラフト~望遠鏡~」

遠くのものを近くにあるように見せたり、夜空を見る時に使う望遠鏡。
望遠鏡をのぞくとどうして遠くのものが見えるのか、レンズの仕組みやレンズには色々な種類があることを考えながら作っていきました。

最初は、望遠鏡の基となる各パーツづくりから。
工作用紙を切ったり、張り合わせながら丸い大きな筒を作っていきます。筒の中には、光を中に集めるために黒い画用紙をいれていきます。

両面テープやはさみ、カッター等、様々な道具を扱いながら、パーツをひとつずつ仕上げていきます。画用紙をしっかり丸めながら、テープで止めたり、サイズに合わせてぴったり張り合わせたり等、難しい部分もありましたが、慣れてくるとどんどん一人で作れるように!
完成した筒を組み合わせると、伸びたり縮んだりする仕組みに!これでピントを合わせて、伸ばしたり縮めたりすることで見え方が変わります。

最後に、筒の頭と後ろにレンズをはめ込んでいきます。今回、使用するのは老眼鏡と対物レンズ。そのままレンズを覗いてみると、物がとても近く見えたり、ぼやけたりとレンズごとの違いに「なにこれ!?」、「面白い!」と驚いていました。

望遠鏡の筒を調整したり、遠く離れてのぞくと遠くのものがはっきりと!
今回使ったレンズだけでなく、新しい倍率のレンズを組み合わせると、さらに遠くのものまで見通せるようになるので、ぜひ、ご家庭でも試してみてくださいね!

ご参加いただきありがとうございました。

2025.11.23

令和7年11月18日「みどりのじかん~春の花の苗植え~」

こどもたちが9月に蒔いたタネが、無事にたくさんの苗に育ちました!
来春、花壇できれいにお花が咲いて、見た人がうれしい気持ちになったら、それはこのこどもたちのおかげです☆

翌朝見てみると、今年は過去一番、素晴らしい出来栄えです!
まだ小さなカレンデュラ、スミレ、のらぼう菜、ペインテッドセージなどが、 こどもたちだけの手できれいに植えられています。
『深く植え過ぎないように、正面に向けて、まっすぐに、土をならして、植物の背丈を考えて・・・』と、一人一人がとても丁寧に気を配りながら植えつけたことが表れていますね。手直し不要です!
楽しい気持ちに加えて、植物を思いやる技術もぐんぐん上達し成長しているのが感じられました。

11月の夕暮れ時の土は冷たいですが、作業中は途中から「素手がいい!」と軍手を外す様子や、大学の実習生や初挑戦のお友達に苗の植え方を教えてあげる場面もありました。

さらに、今まで西口に植えていた野菜を新しい畑にお引越し。
日没直後のうす暗い中をライトで照らして気をつけつつ、スコップでの穴掘りや移植、スイセンの球根植えを楽しみました。
「他に掘るところは!?」と、心強い限りです。

更にさらに、春の花と球根の寄せ植えづくりも行いました!
「これも結構楽しい~」「こういうのも好き~」「フリージアは絶対植えたい!」
と楽しみながら、「元気に育ってほしい」「はやくお花がみたいな♪」の気持ちでこちらも丁寧にきれいに植えつけていました。

みんなで終わったあとのお片付けも行いました。
開催中、「私のお花に肥料あげたりお水あげてお世話したい~♪」と、とても嬉しそうに期待で胸を膨らませていました。
こどもたちが愛情込めてとても上手に植えたので、きっと植物たちもすくすく生長できるでしょう。植物の生長の応援が冬の楽しみになりそうですね。

ご参加いただきありがとうございました。

2025.11.16

令和7年11月11日「みどりのじかん~せん定とさし木~」

街中の木を「せん定」する理由をこどもたちに聞くと、「お隣さんに日陰をつくっちゃうから」「木の中に光が入らなくなってしまうから」「「木の下が影になって他の植物が育たなくなっちゃうから」と正解を答えてくれました。
街中のみどりは必要でとても大事なので、植物が健康でいられて人も気持ちよく暮らせるようにするために、お世話をする人も必要ですね。
改めて理解して、実際にシマトネリコの木を「せん定」しました。

シマトネリコの枝は寒さに弱く、雪の重さで枝が折れて弱ることもあるので、こどもたちは「大きいからこの木を切ってあげよう!」と意気込みたっぷりです。
「木が怪我を治しやすくするために切り口をきれいにね」と伝えると、「人間と一緒だね~」と親しみを感じたようでした。

脚立の不安定な足場や、ノコギリと手の位置、切った枝の倒れる先など色々な危険に注意深く行うので、「緊張感がすごい…!」「こわい」と初めての作業に苦戦しつつも、”きちんと切ってあげたい”という気持ちが勝り、慣れない作業を最後まで頑張っていました。
降りてホッとすると「もう1本切りたい」「せん定楽しかったねー!」と、怪我なくきちんとやり遂げられた達成感で自信が湧いたようでした。
1人2本ずつ枝を落としました。

自分で落とした枝の細かな枝や葉を手で取り除く処理も楽しみました。
作業をするときには、木への感謝や思いやりのある落ち着いた気持ちで行うと、怪我防止にもなります。青々とした元気な葉をみて、「お日様をちゃんと浴びれた証拠だよ」というお子さんもいました。
枝を切ることは植物を傷つける作業でもありますが、その植物を大切にする技術とやさしさが込められていることを体感してくれたと思います。

暖かい工作室に戻ったあとは、ラベンダーの「さし木」です。

「せん定」した枝などを土に挿せば、その枝から根が出る(種類による) ので、植物を生かす素晴らしい技術です。
切る場所と芽が出る場所の見極めは、「せん定」と「さし木」で共通してるので、こどもたちも後半はだいぶ理解できたようでした。よく話を聞いて上手に「挿し穂」をつくり、挿すことができました。
嬉しいことに、「うちで兄弟と一緒にやりたいから挿し穂を持って帰りたい」「うちに持って帰って観察したい」とみんなが言うので、一人2つずつ持ち帰ることに。このあとの管理方法については質問の嵐でした。根が出ますように…!
興味関心を持って参加してくださりありがとうございました!

2025.11.08

令和7年11月17日 第6回フレンズフェスティバル

11月3日(月祝)、3連休最終日にフレンズ本町の文化祭、フレンズフェスティバルを開催しました!
今年はアリーナを【フレンズフードコート】とし、
「見る」「あそぶ」「食べる」を1日通して楽しめる空間としました。
さらに工作室は木育ワークショップ、ローラースケート場は
幼児広場とし、全フロアで楽しめる文化祭となりました!

【フレンズフードコート】には
「ステージ発表」の他、「お菓子屋さん」、「ゲームステーション」、
「Hobby ON!」、「フレンズギネス」、「みどり食堂」が出店!

「ステージ発表」では、こどもパフォーマンス・館長とじゃんけん大会・
楽器演奏・なわとび大会など盛りだくさん!この日のために一生懸命練習してくれたこども達のパフォーマンスは圧巻でした。

ステージ発表のラストをかざったのは「ファッションショー」
今年のテーマである「かわいい・カッコイイ」に合わせ、こども達自身でコーディネートしました!たくさんのご声援ありがとうございました!

ゲーム・屋台ブースでは、テレビゲームが楽しめる「ゲームステーション」

おもちゃやボードゲームで遊べる「Hobby ON!」

3種目のギネス記録に挑戦!「フレンズギネス」

フレンズマネーでお買い物が楽しめる「お菓子屋さん」
豚汁・ポップコーン・レモングラスティーを配布した「みどり食堂」では、 みどりのじかんで栽培した食材をこども達と調理しました!

日本木材青壮年団体連合会の方々が「木育ワークショップ」 を開催、「幼児広場」 は青空の下で目一杯遊ぶことができました!

たくさんのご来場ありがとうございました!
出演してくださった皆さま、お手伝いしてくださった皆さまありがとうございました! 来年もぜひお楽しみに!

2025.11.03

令和7年10月29日「ふれおん-fureon-」

今回は、即席スタッフフルートデュオの演奏と、集まったこどもたちのピアノ演奏会となりました♪

今回のふれおんは、
・演奏の順番が決まったら、他の人の演奏を応援して聴く
・他の人が演奏しているときは違う曲を演奏したりしない
・演奏した人には拍手を贈る
・下手でもちゃんと引けなくても良いので一生懸命に丁寧に弾く
というルールで、みんなよく守ってくれました。

たまにフリー練習タイムを設けながら、一人4回くらいずつ演奏してみんなで楽しみました。

音楽が大好きなこどもたちが集まり、今練習中や発表会で演奏した18番のクラシック曲や、人気POP音楽などを披露してくれましたよ!
参加してくださったみなさん、あたたかい拍手とすてきな演奏をどうもありがとうございました!
「次はいつ?また弾きたいな」と、今後の開催も楽しみにしてくださいました。

次回「ふれおん」は12月13日(土)15:00~
ウクレレ発表会とクリスマス音楽会です。
大人もこどもも、みんなで楽器の演奏や歌を楽しみましょう♪

2025.11.02

令和7年10月28日「みどりのじかん~五平餅づくり~」

「いい香りがする~」とお部屋の中は新米が炊ける良い香りでいっぱい!
秋の収穫に感謝して楽しくみんなで食べるのが五平餅なので、やはり新米でないとね☆
そして五平餅といえば炭火!ほとんど初めて五平餅を体験するこどもたちなので、手間と時間をかけて炭火で楽しむ本来の美味しさを味わってもらいました!

まずは、炊きたての新米を さくら餅のときのようについて、今年まいたタネから育てたゴマ(ほんの少し)と、昨年大豆のタネまき から作った美味しい 味噌 を合えた、甘味噌だれを作りました。積み重ねてきた楽しい体験が詰まった五平餅です。

お米をつぶすのも力仕事。ゴマと落花生をペーストにするにもコツと根気がいりますが、つぶす感触やどんどん油が出て変化するのも面白い作業。「ふぅ」と汗がにじみながら、おいしくなるように交替してみんなでがんばりました!

お米はラップにくるんで型にはめたり手で五平餅の形に整えればスタンバイOK!
「外ではいま一生懸命炭火をおこしてるからね」とこどもたちに言うと、「え!見に行きたい!どこでやってるの?!」と、居ても立っても居られない様子。準備ができた人から送り出しました。

屋外で火起こしに奮闘中のスタッフと、まわりで見守るこどもたち。
無事に火がついていて一安心です。

はじめのうちはまだ火力が弱く、みんなで「炭がんばれ!!」と言いながら力いっぱいうちわで風を送り、メラメラと力強い炎になりました。
中には火起こしの腕が上達して、かまどの番人さながらに火力を維持してくれた幼児さんもいました。

たまに炭の中に五平餅が落ちたりとハプニングもありましたがそれもまた良し。みんなで助け合って無事に全員分が焼き上がりました。
白焼きをし、味噌を塗って焼き終わった人からアツアツをめしあがれ。

一口食べた人から次々と「お米がおいしい!」、「すごくおいしいです」、「兄弟や家族にも食べさせたい」と絶賛する声が聞こえました。
お家の方がその美味しさに驚いて感激くださったので、一生懸命作ったこどもたちもご満悦です。
そして実は、立派な栗のいただきものもしたので、同時に焼き栗も楽しみました!!

はじめは「栗はそんなに好きじゃない」「栗はたべなくていいや」というお子さんもちらほらでしたが、いざ口にしてると「おいしい!」「もう1個食べたい!」と絶賛して全員が2個ずつ食べました。
五平餅の味に味噌を足す人もいれば「米本来の味を楽しんでみたいから」と味噌少なめにする人もいて、栗もホクホク派としっとり派とそれぞれの好みで、非日常的な体験を楽しんでいました。

こどもたちみんなでわいわい協力して助け合って、楽しいナイト・みどりのじかんを満喫していました。
私たちはこどもたちの「好き」「できる」「たのしみ」が増えるお手伝いができて幸いです。
継続して参加くださっているみなさま、ナイスタイミングで新潟の新米や栗をくださった方、「五平餅にしたい!」と素敵なアイデアを出してくれたこどもたち、保護者のみなさま、そしてご理解とご協力をいただいた近隣にお住まいのみなさま、どうもありがとうございました。