渋谷区/児童青少年センター フレンズ本町 令和7年10月21日「みどりのじかん~りんごジャムづくり~」
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2025.10.26

令和7年10月21日「みどりのじかん~りんごジャムづくり~」

「りんごは食べられないけど、ジャムづくりをやってみたい」とリクエストがあったので、植物の持つ「ペクチン」の働きにふれながら3種類のジャムづくり実験を楽しみました☆
ご存じ、ジャムのとろみの正体は一部の果物が持つ「ペクチン」です。
はじめにみんなに問いかけると「砂糖が入ってるから」「ゼラチンが入ってるんだよ!」など答えてくれました。ジャムのとろみについて考えたことがなかったようで、「へぇ~」と感心した様子でした。

使うりんごは、ジャムやパイに人気で酸味のしっかりした「紅玉」2玉と、甘くジューシーな「秋映」1玉です。
紅玉は2つともすりおろし、片方は皮つきでレモン汁と砂糖を加えました。
秋映は包丁で薄くスライスし、レモン汁と砂糖を加えました。
果たして仕上がりやお味にはどのような違いが出るのでしょうか…!?
楽しみにしながらジャムづくりスタート!

包丁とおろし器は全員、とても丁寧な手つきで上手に使うことができました。
初めて使う人は緊張した様子でしたが、すりおろしたり切る感触が楽しかったそうです。すりおろし器の危ないところもお勉強したので、お家でも大根おろしなどを作れますね♪

鍋のりんごの面倒もみんなでかわるがわるみました。
途中の「灰汁(あく)」取りもこどもたちにとってはイベントの一つ!
「あくって何?」「どうして取るの?」「あく食べてみたい!」「私もあく取ってみたい」とみんな興味深々で集まってきました。あく舐め体験に次々とスプーンが差し出されるシーンもありました。

おまけの「梅ジュースの梅ゼリー」は、冷やし固めたカップを一瞬温めて中身を取り出す作業を「自分でやりたい!」と楽しんでいました。

結果、、りんごジャムのお味は「どれもおいしい!!」でした☆
中でも皮ごとすりおろした赤茶色の紅玉ジャムが一番おいしいという人が多かったですね。梅ゼリーは少し酸味が気になるというお子さんもいました。
とろみにはペクチンの有無と糖度と酸度と温度がポイントでしたね。
みなさんもお家の方と一緒においしく実験してみてくださいね!
「来週の五平餅が楽しみでしょうがない」と次回への期待も膨らむこどもたち。
今回も楽しみにご参加をいただきありがとうございました。