渋谷区/児童青少年センター フレンズ本町 令和6年5月14日「みどりのじかん~肥料のはなし➁~」
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2024.05.17

令和6年5月14日「みどりのじかん~肥料のはなし➁~」

4月に開催した肥料のはなし➀では、色々な生きものが肥料のもとになっていることや、微生物や菌類の働きが欠かせないことなどを学びました。
今回は実践編です。微生物たちが良い土や肥料を作ってくれるように、コンポスト(分解するお部屋)の中に、微生物とそのごはん(お家から持ってきた生ごみや枯れ葉・半朽ち木など)を入れるお仕事をしました。
実際に分解が進んでふかふかな手触りになった枝にも触ってみると、「ほんとだ~」「なんかいっぱい穴があいてる」と子どもたちは関心した様子でした。

まずは、生育環境ごとに紹介している植物図鑑を見て、砂や泥、岩のすき間、他の植物の上、ふかふかの土など、環境や植物によって好きな「土」は色々だといいうことを知りました。
そして、絵本「地球がうみだす土のはなし」を読んで、コンポストの中で、日本の森の土のような、栄養たっぷりの土ができるのを目指そう!とみんなの目的をひとつにしました。

微生物に分解されやすいように、ノコギリに挑戦して細かく切りました。みんなとても上手にできました!
では、いざ花壇のコンポストへ!

子どもたちはコンポストを見るなり駆け寄って、
「入りたい!」「私も!」「あったかい」「おちつく」と、微生物のお部屋の体験会が始まりました。大事大事。
暗くてあったかい場所は微生物にとっても居心地が良いんだよね。

たっぷり遊んだあとは、これまたキャーキャーと歓声を上げながら、みんなでお部屋に必要なものを入れるのを楽しみました。

先日タネを蒔いたものの、見事に小鳥に食べられてしまった枝豆の追加の苗、ネギ、アサガオも植えました。

一方で、同時進行で子どもたちは小さな生きもの探しに夢中!
ダンゴムシフィーバーやドクダミ摘み放題も起こっていました!
みんなダンゴムシが大好きでこぞって連れ帰り、最後までハイテンションでした。
最後は「ありがとうございました!」の元気な笑顔が輝いていました。

「今日はお花のところに行ったりしないの?」「お外行かないの?」と、聞いてきてくれるお子さんが毎回のようにいます。
プログラムだけではなく、みんなが花壇に行く時間も楽しみにしていてくれることが伝わってきます。「みどりのじかんの日」=「花壇でみんなで植物や生きものにふれて遊ぶ日」となっているようで嬉しいです。

次回の「生きもの発見マップ」でもお待ちしています!
ご参加くださりありがとうございました!