2023.09.23
令和5年9月21日「みどりのじかん~挿し木で増やす~」
机にドーンと置かれた赤玉土に、集まった子どもたちは興味津々。
早速、手を土に埋もれさせてパラパラして、「ひんやりする」「知ってる土となんか違う、硬いなぁ」と感想を言っていました。
今回は「挿し木」をしますが、子どもたちは初耳の初体験ですから、植物はどんな方法で増えるのかを先にご紹介しました。
体験が楽しみな子どもたちは「はやくはやく」と待ちきれない様子でしたが、植物には、ちぎれた身体の一部から根を出して親株と同じ性質に育つというミラクルな性質があることをわかってくれたようです。
ではいざ花壇へ、「挿し穂」取りにレッツゴー!
「これほしい!」「これ切りたい!」と急く気持ちを抑えながら、挿し木で増えやすい植物たちの中から、ひとり2種類を1本ずつ、お気に入りを選びました。選んだ植物は、挿し穂に適した部分を適度な大きさでカットしました。
その間にも、子どもたちは植物をクンクン嗅いで楽しんでいましたよ。
好きな植物が根付くように、みんな真剣な気持ちで作業しています。
初めて見聞きしてやってみる体験にどきどきわくわくしながら、カッターも気持ちを込めて慎重に使い、上手に挿し穂をつくれました。
いくつもの工程を終えて挿し終わったときは、みんな緊張が解けて、達成感に満ちた表情をしていました。
「うちで育てたい!」と瞳を輝かせる子どもたちの様子が、とても微笑ましかったです!
やむなくフレンズにお預けすることになった植物たちの生長も見にきてくださいね!
「切って挿した枝から育っていく」その能力をこれから一緒に見守っていきましょう!ご参加ありがとうございました!