渋谷区/児童青少年センター フレンズ本町 令和6年3月14日「みどりのじかん~サトウキビの蜜づくり~」
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2024.03.19

令和6年3月14日「みどりのじかん~サトウキビの蜜づくり~」

サトウキビの苗を植えて、初めて収穫して、粗糖を取った 昨年
今年は夏に大きく成長した茎が6本もあり、よりサトウキビらしい風貌です。
こどもたち自前のカメラでサトウキビ撮影会をした後は、ミニノコギリを使って3本収穫しました。

収穫が多い分、たくさん蜜を採れるかな♬それならサトウキビだけで甘味をつけたアイスを作ってみよう!と、意気揚々と調理室へ向かいました。
ところが…

堅い!包丁が入らない!!これはもうノコギリレベルだ…!
サトウキビが大人になったのでしょうか。
ここから蜜になるまで長い道のりとなることは皆さん体験済みですが、
更に昨年とはくらべものにならないほどの加工の苦労に、スタッフ、保護者、こどもたち総出で挑む展開となりました。

「手は痛いけどもっと切りたい!」「私は皮をむいて渡す係」「お母さんが切ったのを細かくする、これもやっていい?」と、泣き言一つ言わずに一生懸命切ってくれたこどもたちとお家の方に、本当に心救われました!

2時間半の長丁場のうち、終了30分前にやっとサトウキビ汁を搾り終えました。
…「え!?」「あと30分ですって!?」
そこからは一気にラストスパート!
アイスの材料の計量もこどもたちが率先して、お家の方の見守りの中担ってくれました。みんながおいしいサトウキビアイスを作って食べたいという気持ちで一体感が生まれていました。

材料を入れた袋を氷の袋と布などで包んだら、凍結を早めるためにシャカシャカジャンプ!パス!
思いっきりあそんで楽しみました。
そしてついに、苦労の結晶のおいし~いアイスが完成!
ドキドキしながらタオルを外して、持って…ハッ!
「かたい!!」「できてる~~!!」と大喜び!
感動の記念撮影も。

↑左がサトウキビアイス ↑右がグラニュー糖アイス  
色にやや違いが出ました

さて、お味は~??

グラニュー糖アイスを先に口にして、「おいし~い!」達成感に満ちた最高の表情が見られました!みんなで頑張った分だけ、最高の味がしたのではないでしょうか!?

サトウキビアイスはというと、「う~ん?」の表情。「苦味や酸味がある」「まずいけど楽しかった」などの感想でした。
大人には「絶対に食べられない味」「ちょっとクセがあるのがおいしい」と好評でした。
ちなみに煮たて蜜の味は、「さわやかな草の香り」「甘い土手」という感想でした(笑)。素直な感想に心癒されました。

「来年も」と希望をいただいたので、よりやわらかく処理する方法、雑味を減らす方法を研究したいと思います!

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
今回参加できなかった方も、ぜひ来年のご参加をお待ちしております!