令和7年6月10日「みどりのじかん~町中自然観察~」
丁度雨が上がり、町中自然観察に出かけることができました♪
どんな植物がどんな場所に、どのくらいいるんだろう?
記録シートに出会った植物の名前や数などを記入しながら、10分程で歩ける道のりを1時間かけて散策しました。
たくさん出会ったのは、草ではツメクサ、カタバミ、イヌワラビ、スギナ、チドメグサなど。木では、サツキやツツジ、ビワ、カキ、シマトネリコ、キンモクセイなどでした。民家に植えられた花や実のなる植物、公共スペースのみどり、コンクリートの隙間に生えた野生の植物と、様々な生き方をしている姿を観察できました。
戻ってくると、こどもたちは口をそろえて「記録を書くのは大変だったけど、よく見るといろんな植物がいるんだって知れた、あんまり植物いなくてつまらないと思ってたから嬉しかった」と、ご近所を少し歩くだけでも60種類を超える植物に出会えたことを喜んでくれたようです。
都市では民家などに植えられた少ない植物を頼りに生きている生き物たちがいます。本町は植物を愛する人が多いので、虫や鳥にとっても住みやすく良い町なのかもしれませんね。
最後に普段は見ることのできないフレンズ本町の屋上緑化を見学し、そこで栽培しているラベンダーを摘み取りました。
おまけに、今年も差し入れがあった梅を「梅シロップ」にする仕込みもしました。梅に穴をあけて、砂糖につけて、「え、これだけ?」と拍子抜けの子どもたちでしたが、あとは時間が作ってくれるので楽しみに待ちましょう。
「時間ってなんだろうね?」と難しい質問もありました。普段は意識しませんが、時間も自然の一部ですね。
ところで、前回捕まえて当番制でお世話をしてきた「イラクサギンウワバ」の幼虫は、その後キュウリの葉ももりもり食べ、みんなの愛情を受けて1週間で倍くらいの大きさになりました。観察記録も素晴らしいですね!!
しかし、容器の隙間からどこかへ脱走してしまった様子。。成長を見守れずみんなも気落ちしてしまいましたが、この経験を大切に、今度は最後まで見守りたいですね。
また次回の生き物探しでもみなさんのご参加をお待ちしております!